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中村文昭さん ご縁塾 熱組。第二セッション@北海道(二日目前半)

DATE2012.10.14

代表の個人的な話

  • 【ご縁塾 第二セッション 二日目】

    夜遅くまで飲んだり騒いだりしつつ、夜中の2時にはなんとか就寝。

    (まだ起きてる人もたくさんいましたが)

    皆で朝の4時に起床して、「耕せにっぽん」の収穫体験として、

    とうもろこしの収穫をしてきました。

     

    とうもろこしは深夜3〜4時に収穫すると、一番美味しい状態になるそうです。

    耕せにっぽんでは、美味しい状態で収穫して発送しています。

    朝5時くらいの耕せにっぽんのスイッチオンハウス!とポール♪

     

    小雨の降る中、文昭さんと東野さんの音頭でいざ収穫体験!

     

    生で食べれる無農薬とうもろこし!!この粒の張りを見て下さい!

    生で食べても超甘いんです!めちゃ美味です!!!

    そして1人3本のとうもろこしを各自で収穫して、じゃがいもと一緒に自宅に送らせてもらいました!

     

     

    【耕せにっぽん 東野さんの講義】

    収穫の後は、耕せにっぽんの代表、東野さんの講義

    耕せにっぽん!の今までの事や、

    東野さんの奥様がご病気で倒れた時の事、

    ユーモアと真面目さが同居している東野さんの話にすっかり惹き込まれ、

    涙涙でお話しを聞かせていただきました。

     

    特に、真理ちゃんとの出逢いが印象的でした。

    真理ちゃんと耕せにっぽん!について、ご縁塾の3期生の比田井美恵先生のブログから下記部分を抜粋させていただきました。

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    文昭さんは、以前、講演会で、こんな風に「耕せにっぽん」のことを話してくださいました。

     

    耕せにっぽん」には、不登校や引きこもり、リストカッターと言われるような子たちが集まっています。

    彼らの食事などのお世話は、まりちゃんにお願いしました。

    一緒に住み込みで食事の世話をしてくれています。

     

    まりちゃんの料理の味はピカイチ。

    それは、お母さんからの教えをちゃんと守っているからなんです。

     

    まりちゃんは、先天性の脳性麻痺で生まれました。

    手足も自由に動かせず、言葉もうまく話せず、小学5年生でやっとハイハイができるような状態。

    お医者さんからは「この子は、20歳まで生きられないだろう」と言われていたそうです。

     

    でも、まりちゃんのお母さんがえらかった。

    「何としてもこの子を生かし続ける」という思いで必死でした。

    まりちゃんのお母さんは、「食べ物が体を作る」と考えて、徹底的に食事を改善したそうです。

    化学調味料や添加物を使わず、すべて手作り。

     

    その結果、まりちゃんは今はもう50歳を超えているのですが、元気に生きています。

    未だに身体は自由に動かなくて、鍋の蓋一つ開けるのにも時間がかかる。

    野菜を切るのにも一苦労。

     

    だから、毎日、何時間もかけて全員分の食事を、一日三度、全部作っています。

    朝早くに起きて朝食を作り、みんなが食べて片づけが終わったらすぐに昼食の準備にとりかかる。

    昼食を食べ終わって片付けたら、今度はすぐに夕食の準備。

    一日中、ずっと料理をしているんですね。

     

    そんな彼女が一生懸命料理を作ってくれるから、耕せにっぽんの若者たちも、

    自然と「何か手伝おう」という気持ちが湧いてくるんです。

     

    料理の手伝いや片付けも、何も言わなくても自主的にするようになります。

    まりちゃんの姿を見たら、誰もわがままを言わなくなります。

    ご飯も一粒も残さないし、好き嫌いも言いません。

     

    それまで「うちの息子、小食なんです」なんて言われていたような子が、モリモリ食べます。

    まりちゃんは上手く言葉が出てこないからみんな心と心を通い合わせようとするんです。

    自分の内から湧いてくる気持ち、耕せにっぽん活動ではそれを一番大事にしているんです。

     

    朝食前には、耕せにっぽんの責任者、東野さんから、耕せにっぽんのお話がありました。

    まりちゃんは、一番の先生。まりちゃんの姿を見ていたら、誰も言い訳ができない

    何も言わずに、 懸命に生きる彼女の姿そのものが 一番の先生なのだと。

     

    まりちゃんに料理の心を教えてくれた まりちゃんのお母さんはもう前に亡くなっています。

    まりちゃんはとても後悔していることがあります。

     

    それは、お母さんに 「こんな病気でこんな体だと分かった時に、

    首を絞めて殺してくれたらよかったのに!」 と、言ってしまったこと…。

     

    大分が地元のまりちゃんは、お母さんのお墓に何度も通い、

    こんな体の自分でも人の役に立てるなら、北海道の土になろう。」 と、

    心を決めて50歳を前に「耕せにっぽん」に来てくれたそうです。

     

    東野さんの説明の中で映し出されたまりちゃんの言葉…。

    若い子達には できるだけ安全な食べ物を 食べさせるようにして 手作りしています。

     

    皆が将来 親になったとき 生まれてくる子供が 私のような 体で生まれてきたら 可哀そうだから、

    世の中や 親を恨まず ちゃんと恋もして 社会の役に立つ 大人になってもらいたいから…

    今は この体で 皆の役にたてて とても幸せです。

    そして 生んで育ててくれた 天国の親に感謝してます。

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    僕は東野さんのお話しの時、まりちゃんの事、奥様の病気で倒れた事を聴いて、

    涙がドボドボこぼれてきました。

     

    今回出逢った耕せにっぽん!のメンバーの皆が口を揃えて、

    真理ちゃんとの出逢いによって、人生で大切な事を教えてもらっている」と言っていました。

     

    人生は、本当に人との出逢いで、たくさんの学びや気付きをいただくのだなぁと改めて思いつつ、

    僕が出来る事、もっと全力で頑張りたい。そう素直に思える素敵な出逢いをいただきました。

     

    東野さん、真理ちゃん、耕せにっぽんのみんな!関係者の皆様、

    本当に美味しいご飯と時間をありがとうございました!!感謝×100です。

     

    二日目後半へ続く

     

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